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AdVenture Space
2024.1.22 (更新日:2024.1.22)
渋谷駅周辺は「100年に1度」と言われる大規模な再開発が行われており、至る所で工事が行われています。そんな中、12/18〜12/24の間に渋谷駅改札外で工事現場のような広告が掲出されていました。
文房具、特にホッチキスで有名なマックス株式会社の、充電式鉄筋結束機の発売30周年を記念して掲出されたものです。
・社員のロイヤリティ向上
・世の中の建物の安全を保っている企業だというブランディング(現状は文房具のイメージが強い)
・コアターゲット:マックスの従業員
・ターゲット;渋谷駅を利用する人
・自分たちの会社の商品が世の中を支えていることを知ってもらえたら嬉しい
工事現場に似た広告で興味を引く
渋谷駅では色々なところで工事が行われているため、ここでも工事をしているのか?と一瞬思わされます。
普段はあまり見たことのない作業をしている作業員がいる、一面が鉄筋だらけで見慣れない景色が広がっているという普段見ている工事現場と違うという違和感があり、人々の目に留めてもらいやすくなるのではないかと感じます。
またこの広告を工事がたくさん行われている渋谷に掲出することで、今行われている駅周辺の工事でも見えない作業をしている作業員の方やそれを支える企業、人がいることを強調していると感じました。
通常の工事現場では工事の期間や工事内容、施工者などが記載された工事情報看板や、工事をしていることを伝える工事看板がありますが、この鉄筋まる見え広告内では工事看板と同じようなデザインで「広告掲出のお知らせ」「広告を掲出しております ご注目をお願い致します」と描かれており、リアルな工事現場でありながらもちゃんと広告感があって興味深かったです。広告でありながらも忠実に工事現場を再現し、視覚で伝える工夫がされていました。
※個人の見解です。