AdVenture Space
2023.11.22 (更新日:2023.11.22)
ウクライナとロシアの戦争により、1000万のウクライナ人がポーランドへ避難。
多くが大都市に集中し、賃料の値上げや仕事が見つからないなどの問題に対して、地方都市で家や仕事を見つけられるような情報、物価などが見れるプラットフォームであるWhere to Settleをリリース。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=uO7gM9XlZQA
大都市に人が集中し、賃料の値上げや仕事が見つからなくなった
ポーランドに避難してきたウクライナ人
・安定した生活を手に入れたい
・とりあえず避難してきたものの、新しく生活を始める情報がないのでどうしたらいいかわからない→とりあえず中心部に居よう
・知らない土地で頼れる人がおらず不安
・MasterCardが持っている莫大な情報を活かして人をうまく分散させるための仕組みを創る
移民:情報を得て幅広い選択肢の中から新たな生活を始められる
現地の人:今まで通りの生活に戻れる→移民へのネガティブな感情を減らせる
MasterCard:使用者が増える
大手不動産:地方の物件が高く売れるように
・移民に手を差し伸べることでブランドへの好感度をあげる
ポーランドに定住した150万人の難民の20%が新たな生活拠点や仕事を見つけるために活用した
移民問題という社会課題に対して、「移民を追い出す」という短期的な施策ではなく、自社の資源を活かしてそれぞれのステークホルダーにメリットがある解決策を提示し実行したことが評価されたのではないだろうか。
※個人の見解です。