AdVenture Space
2023.12.11 (更新日:2023.11.17)
東海道線川崎駅のホームで見つけた看板広告。
駅名標のようなデザインで駅との親和性が高く、目を引くデザインとなっている。
交通広告グランプリ2021、駅サインボード部門で優秀作品賞を受賞した。
・川崎の人にユースキン製薬が川崎の企業だと知られていない
・親しみを持ってほしい
・川崎に住んでいる人
・ユースキンが川崎の企業だと知らない
・ハンドクリームはどれも同じ
・駅名標のようなデザイン
→駅に合っているし、がさがさな手が川崎(ユースキン)を経由してすべすべになると一目見て伝わる。また、電車に乗っている人からも見えると思うので、電車に乗っている人にとっては「駅の看板だ」→「あれユースキン?」と驚きが生まれるのではないか。
・創業の地、かつ本社のある川崎駅のみでの看板広告の掲示
地域密着の企業のイメージがつき、川崎に住む人から親近感を持ってもらいやすくなるのではないか。
駅らしいデザインと、商品よりも「川崎」の文字が目立っているおかげか広告でありながらも広告色が強くなく、面白いと感じた。
駅に掲示する広告だから駅に似せた広告にするというアイディアは、シンプルすぐに思いつきそうでありながらもなかなか思いつくものではないと感じる。身近なものにも広告のヒントは隠されているのだと考えさせられた。
※個人の意見です