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2024.1.10 (更新日:2024.1.10)
梅田駅などで掲出されていたユニバーサルスタジオジャパンの人気アトラクション「SPIDER-MAN THE RIDE」が2024年1月22日(月)を持ってライドの運用を終了することを多くのファンの悲しみと共にメッセージする広告。
・春に開業予定のドンキーコングエリアまでの集客
→年末年始と開業直前のエリアがあることにより1月の集客に谷間になってしまう。
今後新しいアトラクションに生まれ変わるアトラクションの終了を逆手に取り集客する。
・USJから足が遠のいている人(リピート)
・乗ったことがある人気アトラクション、なくなるまえに最後乗っておきたい!
スパイダーマンファンの声を乗せることで多くの人が同じ気持ちになっているという思いを持ってもらうことでスパイダーマンに今一度乗りたいと思ってもらう。
約20年前に登場し、一度のリニューアルを経ていまだに多くの人気を集めるユニバーサルスタジオジャパンの大人気アトラクションに君臨する「SPIDER-MAN THE RIDE」。その運用が終了となり、人気アトラクションだっただけに衝撃だった人も多いはず。
ライドの新陳代謝は仕方のないことですが、そこを逆手に取り広告することで集客に繋げていく姿勢はさすがユニバーサルスタジオジャパンと言ったところでしょうか。株式会社刀の森岡氏もジェットコースターを逆向きに走らせることで多くの話題を作り、低予算でのユニバーサルスタジオジャパン黒字化に導いたDNAを感じる今回の施策、ドンキーコングエリア開業までの集客の柱として、さらには今まで遠のいていたファンが再度訪れることによって、スパイダーマン開業当初とは違った雰囲気(映画のテーマパークからエンタメのセレクトショップへの転換)を感じてもらえるいい機会になるのではないでしょうか?