AdVenture Space
2024.2.5 (更新日:2024.2.5)
12/14から実写版「幽☆遊☆白書」がNetflixで世界独占配信されることを受け、渋谷で広告ジャックが行われました。
大迫力の幽助たちが、渋谷に登場!
━━━v━━━━━━━━━━━━
Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』独占配信中#幽遊白書 #YuYuHakusho #冨樫義博 #YoshihiroTogashi pic.twitter.com/HWEPUhlLuw— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) December 19, 2023
「幽☆遊☆白書」は冨樫義博による大ヒット漫画が原作で、主人公の浦飯幽助が子どもをかばって亡くなるところから物語がスタート。幽助の死は想定外だったため、霊界からの使者、ぼたん生き返らせる代わりに霊界探偵になることを命じられ、さまざまな妖怪と戦いを繰り広げます。その中でも戸愚呂弟は別格の強さを持つボスキャラとして描かれており、妖怪たちの死闘が行われる闇世界のイベント「暗黒武術会」にて幽助は戸愚呂弟と死闘を繰り広げることになります。
渋谷の広告ジャックの中でも印象的だったのが、渋谷センター街にあったこちらの広告。
浦飯幽助の必殺技、霊丸がライトで表現されており、その先には戸愚呂弟が。向かい合った建物とライトを活用して作品の世界観が演出されていました。
実写版「幽☆遊☆白書」配信開始の認知獲得
・渋谷に訪れた、過去に幽遊白書の原作やアニメを見たことがある人
・冨樫義博作品に触れたことがある人
・懐かしい作品の実写化は少し気になるものの、実写化にはあまり期待していない
コアアイディア
作品の世界観を立体的に表現
普通に広告を掲出すると広告だけの平面で終わってしまうところを、向かい合った建物とライトを用いて作品の世界観を演出することで、空間全体を使ったPRになっています。浦飯幽助と戸愚呂弟の対決、霊丸という作品の重要な要素と2つの建物とライトという場所の条件、企画した方の発想力、全てがうまく重なって成り立っており、圧倒されました。
また、この作品は原作を忠実に再現するために最先端のVFX技術を用いて撮影が行われており、「リアルさ」を追求しているのですが、このリアルの追求は今回のPRでの霊丸を忠実に再現している点にも現れていると感じます。
実写『#幽遊白書』のつくり方 VFX篇。
戸愚呂兄弟を作る、世界最高峰VFXへの挑戦!俳優の頭部を合成する最新技術”パフォーマンスキャプチャ”とは?
出演:#綾野剛#滝藤賢一#坂口亮(VFXスーパーバイザー)#赤羽智史(VFXプロデューサー)#大内貴仁(アクション監督)#月川翔(監督) pic.twitter.com/aKnOoWIrWF
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) January 11, 2024
この広告のユニークさゆえにSNSでも話題になっており、この広告を見に渋谷に足を運んだ、渋谷に行く予定があったので足を運んでみたという人も見受けられました。OOHがPRの域を超えて見に行きたいと思わせられる程の一種のコンテンツになっているように感じます。OOHの活用方法の正解を見た気がしました。
※個人の見解です