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2024.1.12 (更新日:2024.1.10)
12月4日から12月10日の間、JR東日本首都圏の主な路線などで掲出されていた特茶と共に膨大な数式が掲載されている車内広告。文系だった私には正直ちんぷんかんぷんです。
・顧客のSNSを介して多くの人にリーチしたい
→SNSでのリーチをどれだけ獲得できたか、ということも一つの指標となっている。
・朝、通勤や通学中にSNSをしている人
・答えに興味がなくても問いを投げられると解きたい、答えを知りたくなる
一見、難しくも解いてみたく(解いてほしく)なる問題にすることでSNSへの投稿を狙う。
この車内広告は掲出される前日の12月3日に伊右衛門 特茶公式Xにて、数式でx月y日何かが起こるという数式の画像付きツイートからスタートしており、その数式を解くと12月4日という上記の数式広告が掲出される日を示唆するという仕掛けから始まっており、SNSでのプロモーション効果を狙った広告であることがよくわかります。
目論見通り、この写真を投稿する人が多く現れ実際に解いてみたという方も多いのではないでしょうか?12月5日には公式Xから答えを導き出す動画も投稿され、SNS上のユーザーを多く巻き込んだ車内広告となりました。
ちなみにこの数式の答えは「減少を助ける」です。
この問題の向かいには答えの広告も掲出されていました。
これから電車広告限らず、OOHはSNSを巻き込みながら行っていくプロモーションが増えていくかもしれませんね。