マーケティング
2020.9.10 (更新日:2022.7.20)
「リスティング広告ってよく見るけど、本当に効果あるの?」と思われているマーケティング担当の皆様。
今回は、Yahoo!マーケティングソリューションパートナー 星2つに認定された実績を持つ弊社が、リスティング広告のメリットと、効果を最大化するポイントを合わせてご紹介します!
リスティング広告は、「Google AdWords」や「Yahoo!広告」を主流とする代表的なwebマーケティングの手法です。
日本のweb広告費の大多数を占めており、みなさんにとっても身近な広告かと思います。
広告主が設定したキーワードをユーザーが検索すると、検索結果の上に表示されるものです。
なぜ多くの企業がリスティング広告を行うのでしょうか?
どんなメリットがあるのか紹介していきます。
ターゲットとするユーザーには潜在層と顕在層が存在します。
潜在層は「自社を知らない、関心のない層」、顕在層は「ニーズはあるが、まだ自社商品の購入に至っていない層」を指しています。
ユーザーの立場で考えると、みなさんが何か情報を得たいとき、明確な目的を持って検索しますよね。
例えば「安く沖縄旅行に行きたい」と考えたとき、「沖縄 旅行 安い」などと検索すると旅行会社の広告がいくつか出てくると思います。
このように、リスティング広告はニーズの高いユーザーに広告を配信することができます。
リスティング広告は、使った広告費用と広告が元となり発生した売上で費用対効果を計算することができます。
出稿した広告がどれくらいクリックされたのか、今どれくらい費用を使っているのかなど、リアルタイムで結果を確認できるため、効率よくPDCAを回して運用することができます。
マス広告やコンテンツマーケティングなどと比べて、手軽に始められることもリスティング広告のメリットです。
リスティング広告は、GoogleやYahoo!で広告出稿するためのアカウントさえ持っていれば、その日のうちに始めることも可能です。
逆に運用がうまくいかなかったときは、すぐに広告を止めることもできます。
SEOのようなコンテンツマーケティングは、自然検索結果で上位表示させて流入を狙う施策です。ユーザーに検索させたいキーワードによっては、強い競合がいることもあり、結果が出るまでに数ヶ月かかることもあります。
しかし、リスティング広告であれば、そのようなキーワードでも上部に広告が表示されるため、ユーザーの目に止まりやすくなります。
リスティング広告は緊急性の高いサービスとの相性がとても良いです。
「急に家の水道が壊れて水漏れが起こった」「窓が割れた」など、ユーザーが早急に解決したいトラブルに対応できる製品やサービスは、リスティング広告からの流入が多くなっています。
例えば以下のようなサービスには有効です。
・特殊清掃
・キャンピングカーレンタル
・鍵修理
・水道修理
・害虫駆除
ここからはリスティング広告のデメリットについて説明していきます。
メリットの中でも紹介したように、リスティング広告は「顕在層」に効果的です。
登録したキーワードに関心のないユーザーには、広告を配信することはできません。
潜在層にアプローチするには、誰の目にも触れることができるSNS広告や動画広告など、リスティング広告以外の施策が必要になってきます。
GoogleやYahoo!で広告出稿をすることは簡単ですが、大事なのはその後の運用です。
特にGoogleの広告には多くの機能があるため、その機能を有効的に使いこなせるだけの知識やノウハウが必要になります。
「何のキーワードにいくら入札するか」「どんな広告文にするのか」など戦略的に考えなければ、無駄に費用を使ってしまうことにもなりかねません。
予算が少ないとデータを蓄積することができません。
そうなると効果測定をすることが難しくなり、続けるにも撤退するにも意思決定しにくくなります。
広告文、LP、キーワード・・・どこに成功・失敗要因があるかを分析するために、ある程度の予算が必要です。
費用の決め方については「リスティング広告に必要な費用はいくら?効果を高めるための方法も徹底解説」の記事をご参考ください。
自社とユーザーを繋ぎ、成果を出すには「ユーザーがどんなキーワードを検索するか」を想定しキーワードを設定することが必要です。
Googleのキーワードプランナーなども使用すると、より効果のあるキーワード設定をすることができます。
>キーワードプランナー
せっかくユーザーに広告が表示されても、見てもらえなければ意味がありません。
自社らしさを出した文面にしたり、ユーザーの興味を引く広告文にしましょう。
広告効果を高める上で、クリック率は非常に重要です。
ですが、やり過ぎて誇大広告になってしまったり、クリック先のLPと内容が変わってしまわないように注意が必要です。
どこの誰に広告を配信するかを考えるのもポイントです。
東京でしかサービス展開をしていないのに、全国に広告を配信しても効果は出ませんよね。
このような無駄を減らすために、「配信地域」「年齢」「性別」など、広告を配信するターゲットを設定しておきましょう。
広告をクリックしてLPまで遷移したユーザーが、LPを見たのに離脱してしまうのももったいないです。
広告文の内容と相違がないか、ユーザーが一目見て分かりやすいものになっているかなどチェックしていきましょう。このとき、自社が伝えたいことではなく、ユーザー目線で考えることが重要です。
「ネットで検索する」という行動ことが日常に溶け込んでいる今、リスティング広告を効率的に使って集客を増やしていきましょう!