世界で人気の高い日本のアニメ作品に登場する男性キャラクターは、最強のヒーローとして活躍する姿やビジュアルのカッコよさ、オンとオフのギャップなど、さまざまな個性でアニメファンを魅了しています。

そこで「TVマガ」では、インターネット上で500人へのアンケートを実施。「歴代最高の男性アニメキャラクター」をランキング形式で紹介します。

1位：坂田銀時「銀魂」

第1位は、アニメが第4期まで放送されたほか劇場アニメや実写映画化もされた大人気シリーズ「銀魂」の主人公、坂田銀時。物語は、突如宙から舞い降りた異人『天人』の台頭と廃刀令により、侍たちが刀と誇りを失っている江戸の町で、ただ一人、変わらない魂を堅持する侍・坂田銀時が、なんでも請け負う万事屋の店主として困っている依頼人に協力していく姿を描いたギャグコメディ。普段はダラダラと過ごしているが、実は“伝説の攘夷志士”と呼ばれた凄腕の侍である銀時。戦うときは鋭い目で、強靭なパワーと強い生命力を発揮して敵を倒していく。その強さと男らしさ、オンとオフのギャップ、誰かのピンチに駆けつける人情の厚さで絶大な人気を誇る。

【選んだ理由】

「絶対的に死なない最強キャラだと思います。戦っても強いし、ギャグが面白いし、顔はイケメンなので最高です」（ささみん）

「基本的にだらしない人間だが、人情があって優しいところが好き。戦うシーンではかっこいいし、仲間を守る姿が素敵です」（miz）

「普段はゆるく、だらしない感じだけど、戦いになるとすごく強くてかっこいい。あと普通に強くて仲間思い。それと最高にギャグのセンスが高くて面白い！」（なやん）

2位：モンキー・D・ルフィ「ONE PIECE」

第2位は、日本で圧倒的な人気を誇るアニメ「ONE PIECE」の主人公、モンキー・D・ルフィ。物語は、海賊王に憧れる主人公の少年・ルフィが、海賊王ゴールド・ロジャーの財宝があるとされる“ワンピース（ひとつなぎの大秘宝）”を目指して大冒険を繰り広げるアドベンチャー・バトル。ルフィは、偉大なる航路（グランドライン）を制覇して“海賊王”になることを夢見ている海賊“麦わらの一味”の船長。“ゴムゴムの実”の能力を身につけたゴム人間で、戦闘は、全身をポンプのように使って身体能力を上げる“ギア”などの技で戦うスタイル。さらに選ばれた者しか身につけられない“覇王色の覇気”までも使いこなし、どんな困難にも曲げない信念をもって戦う姿がファンを魅了する。

【選んだ理由】

「仲間のためなら自分の命をも投げ出せるルフィの仲間思いな所にとても衝撃を受けました。初期のころはなんとなくみんなが見ているからという理由でアニメを見ていましたが、アラバスタ編で、敵に腹を串刺しにされても仲間のために立ち向かうルフィの姿を見て、ただ者ではないなと感じ、本格的にアニメを見はじめました」（ちりつも主婦）

「ルフィは、ポジティブで仲間思いで、みんなから好かれる才能を持っているところが最高です。ひとつの夢をもって、それに向かって全力なところも良いです」（かぴまる）

「かっこよさ、1度決めたことをやり通すところが最高にかっこいい。子どものような考え方をしているけど、自由な感じがあるからそこがいいなと思ってます」（neen）

3位：孫悟空「ドラゴンボール」

第3位は、世界中で大人気の日本を代表するアニメ「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空。物語は、世界中に散らばった七つの球をすべて集めると神龍（シェンロン）が現れ、どんな願いも一つだけ叶えてくれるという秘宝“ドラゴンボール”を集める主人公・孫悟空の冒険を軸に、夢、バトル、友情などを描いた冒険活劇。孫悟空は、惑星ベジータ生まれで地球育ちのサイヤ人。優しく大らかな性格で、愛する地球や大切な人を守るために悪と戦う。武術の達人・亀仙人の下で、親友・クリリンとともに修行を積み、さまざまな強敵やライバルたちと死闘を繰り広げながら成長していく姿が多くの人の心を掴んだ。悟空の必殺技『かめはめ波』は、全世界の子どもたちの間で大人気！

【選んだ理由】

「目の前に立ちはだかる壁（敵）が強ければ強い程、気持ちが上がって攻略しよう（闘いに勝つ）と言う気持ち、明るく誰からも好かれて素直な所が悟空の最高なところで、そんな思いは性別関係なく今のこの世の中に必要だと思う。孫悟空を見てたら、仕事や生活で何か辛い事があっても前を向こうと本当に思えます」（hiroto1220）

「裏表のない人で、強い奴と戦いたいという欲望が強く、目の前に自分よりも強い敵が出たときは逃げるのではなく、ワクワクしてくるところが最強だなと思う」（ふおお）

「最初はただの子供だったのに、敵と戦うたびにどんどん強くなっていくところが最強です。勝つことには貪欲だが、性格は温厚なところもいい」（hana）

4位：ロロノア・ゾロ「ONE PIECE」

第4位は、日本で圧倒的な人気を誇るアニメ「ONE PIECE」の主人公、モンキー・D・ルフィ。物語は、海賊王に憧れる主人公の少年・ルフィが、海賊王ゴールド・ロジャーの財宝があるとされる“ワンピース（ひとつなぎの大秘宝）”を目指して大冒険を繰り広げるアドベンチャー・バトル。ゾロは、ルフィ率いる海賊団“麦わらの一味”の最初の仲間であり、三本の日本刀を振るう剣術“三刀流”の剣士。幼いころ事故で亡くなった親友と約束した“世界一の大剣豪”を目指して日々修行に励んでいる。死を伴うほどの苦痛も根性で耐え抜くことができる鋼の精神力の持ち主で、仲間を守るためなら進んで体を張れる義理堅さなどでファンの心を掴む。極度の方向音痴というギャップも魅力。

【選んだ理由】

「自分が船長になる力があるのに、あえて船長のために忠誠し戦っているのが、かっこいいしすごいなと思います」（ジミンちゃん）

「自分の信念を持っていて、他人の価値観に左右されない芯がある。ルフィとの出会いやその後の鍛練でさらに強くなったゾロがめちゃかっこいい」（17TY）

「戦闘能力が高く仲間想いなところが良い。また、最初の方のエピソードで出てくる少女が作ってくれた泥だらけになったおにぎりを食べるシーンには感動しました」（Masao）

5位：竈門炭治郎「鬼滅の刃」

第5位は、原作コミックの累計発行部数が1億5000万部を突破し、日本中に一大ブームを巻き起こした大人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎。物語は、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、唯一生き残ったものの鬼と化した妹・竈門禰󠄀豆子を人間に戻すため、鬼の撲滅を目的とする”鬼殺隊”に入隊し、さまざまな鬼たちと壮絶な戦いを繰り広げるダーク・ファンタジー。13歳にして家族を失った竈門炭治郎は、悲惨な状況に置かれても禰󠄀豆子のために立ち上がり、怖さを克服しながら命を懸けて鬼に立ち向かっていく。その勇敢さや優しくピュアな性格、ブレない信念で前進する姿が見た人の心を掴む。

【選んだ理由】

「大好きな鬼滅の刃の中でも、優しさと強さを兼ね備えた炭治郎は最高です。こんなに主人公を応援した漫画は初めてです。世間の人気も凄かったし、老若男女から好かれた意味でも歴代最高のキャラクターだといえます」（あんこ）

「彼は剣士としてもとても強いです。そして人間性で見ると、こんなに心の美しいヒーローがいたのかと感動しかありません」（タケ）

「鬼となってしまった妹のために治す方法を探している炭治郎は、敵である鬼のことも心配している様子から心優しい人間であることがよく伝わります。そういったところが好きです」（カービィ）

6位：冴羽獠「シティーハンター」

第6位は、2023年に新作の劇場アニメが公開される大人気アニメ「シティーハンター」の主人公、冴羽獠。物語は、東京・新宿を舞台に、ボディーガードや探偵、殺しまで請け負う始末屋・スイーパーの“シティーハンター”こと冴羽獠が、病んだ都会の闇を暴き、さまざまな依頼を超人的な活躍で解決していく姿を描くアクションコメディ。自称二十歳の冴羽獠は、美女から依頼されたときにだけ、表沙汰にはできないワケありの依頼を請け負うスイーパー。裏世界でナンバーワンの実力で、難事件にぶつかっていきながらも、無類の女好きという性格から、普段は美女とコミカルなやりとりを繰り広げ、そのギャップがファンから絶大な人気を集めている。

【選んだ理由】

「一見チャラチャラしているように見せているが、亡くなった親友の妹である香をちゃんと大切に思って本当はとてもやさしい。実はきちんと考えて動いているところがカッコイイ」（アコ）
「普段のだらしない態度といざという時の頼もしさのギャップが素敵。また、なんだかんだ香を思っているところが良いです」（まい）

「普段はエッチでだらしないのに、いざ仕事となるとかっこよく切り替わる！このギャップが素敵で大好きです」（れれ）

7位：シャア・アズナブル「機動戦士ガンダム」

第7位は、日本で社会現象ともいえる一大ブームを巻き起こしたガンダムシリーズの1作目「機動戦士ガンダム」の登場人物、シャア・アズナブル。物語は、宇宙世紀0079年、偶然が重なって連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムに乗り込みパイロットとなった少年アムロ・レイを主人公に、地球連邦と反乱軍の戦いなどを描くロボットアニメ。シャア・アズナブルは、“赤い彗星”の異名を持つジオン軍の少佐で、アムロの宿命のライバル。エースパイロットにして天才的軍人であり、宇宙移民者独立運動の指導者として類い希な能力を発揮する。冷徹な性格ながら複雑な環境を抱えるシャアが、挫折しながらも目的を達成していく姿に憧れる人が続出。アムロを超えるほどの人気を誇る。

【選んだ理由】

「シャアは私のアニメ史上で一番カッコイイと思うキャラクターです。主人公アムロの敵役なのにアムロよりも好きです。背負っているストーリーが凄い」（ひゃくしき）

「子供の頃は憧れの男性でした。同世代の頃は恋焦がれ、歳上となった今は愛おしい。シリーズがあり続ける限り彼の安息は望めないのかもしれません。しかし、彼なくしてガンダムの世界は成り立ちません。まだまだ、私たちの憧れでいてほしいです」（こざる）

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【調査概要】
・調査期間：2022年11月25日〜12月13日
・調査機関：自社調査
・調査対象：10～50代以上の男女（性別回答しないを含む）
・有効回答数：500名
・調査方法：公式Twitterアカウント、他インターネット
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