アニメ作品に登場する男性キャラクターは、ビジュアルやバトルシーンでの活躍、バトル中と普段との性格のギャップなど、さまざまなタイプのかっこよさでファンを魅了しています。
そこで「TVマガ」では、インターネット上で500人へのアンケートを実施。「かっこいい男性アニメキャラクター」をランキング形式で紹介します。
1位:ロロノア・ゾロ「ONE PIECE」
第1位は、日本で圧倒的な人気を誇る国民的アニメ「ONE PIECE」の登場人物、ロロノア・ゾロ。物語は、海賊王に憧れる主人公の少年ルフィが、仲間たちとともに“ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)”を目指して大冒険を繰り広げる海洋冒険ロマン。ゾロは、ルフィ率いる“麦わらの一味”の最初の仲間であり、三本の日本刀を振るう剣術『三刀流』の剣士。緑色の短髪と左耳の3つのピアス、腹巻がトレードマーク。幼いころ事故で亡くなった親友との約束である『世界一の大剣豪』を目指している。常に修行に取り組み、死を伴うほどの苦痛も根性で耐え抜くことができる鋼の精神力の持ち主で、仲間を守るためなら進んで体を張れる義理堅さなどでファンの心を掴む。また、極度の方向音痴というギャップも魅力。
【選んだ理由】
「剣を3本使って、どんな強い敵でも簡単に倒してしまう姿がかっこよくて好きです。見た目もクールな雰囲気で最高です」(みんやん)
「自分の目標や夢を明確に持ちながら、いざピンチのときには自分を投げ売ってでも仲間たちを迷わずに救おうとする姿がカッコ良いです。しかも、大変だったことを仲間たちに話さないクールなところも良い」(じゅん)
「強くてクールで男らしい!口は悪いけど優しくて、約束は絶対に守ろうとするところも素敵な理想の男性。ミホークと戦って敗れた時に『背中の傷は武士の恥』と言って両手を広げて前面から斬られようとする姿や『ルフィに負けないぐらい強い剣士になる』と涙を流しながら誓う姿が本当にカッコよかった」(なみ)
2位:五条悟「呪術廻戦」
第2位は、呪いをテーマに描く大人気アニメ「呪術廻戦」の登場人物、五条悟。物語は、人間の負の感情から生まれる化け物『呪霊』を祓うため、自らに呪いの力を宿して戦う呪術師たちの姿を描くダークファンタジー・バトル作品。主人公は、呪霊に追いつめられ、恐るべき魔力を持つ呪いの王『両面宿儺』の封印されていた指を食べたことで呪力を手にした高校生の虎杖悠仁。五条悟は、虎杖が入学する呪術師養成校の教師で、自他共に認める最強の呪術師。『六眼(りくがん)』と呼ばれる特殊な目を持ち、戦闘時以外は常に布やサングラスで目隠しをしているイケメンで、飄々として掴みどころがない性格やバトル中と普段のギャップ、特級呪霊に対しても楽勝できるほどの圧倒的な強さがファンを魅了している。
【選んだ理由】
「アイマスクを外したらまさかの超イケメンで、目の色が凄く綺麗。それでもって強すぎる!五条先生の出てきた時の安心感がすごい。そして術式の使い方がかっこいい!」(あんち)
「呪術廻戦といえば五条悟だと思います。いい加減でふざけた態度をとりマイペースでありながら、実は、最強の呪術師でありイケメン。最強でしょう」(みみこ)
「普段は、アイマスクで素顔を隠して、性格もいい加減な印象を受けますが、アイマスクを外した素顔がイケメンで、実は性格もそんなに悪くないというギャップに惚れました」(福々桜)
3位:ロイド・フォージャー「SPY×FAMILY」
第3位は、いま最も勢いのあるアニメ「SPY×FAMILY」の主人公、ロイド・フォージャー。物語は、凄腕スパイのコードネーム“黄昏”、殺し屋の女性・ヨル、エスパーの少女・アーニャの3人が、互いに正体を隠し合ったまま仮初めの家族を築き、日々のトラブルと奮闘する姿を描くスパイアクション&ホームコメディ。ロイド・フォージャーは、主人公・黄昏が扮する精神科医。並外れた戦闘力、記憶力、情報処理能力を持ち、元戦災孤児として“子どもが泣かない世界”を作ることが目標。有能なスパイとして国を守るために暗躍するときは冷徹で、仮初めの家族を演じるときには家族思いで温かいというギャップが、幅広い層のファンから絶賛されている。また、料理ができるところも好感度が高い。
【選んだ理由】
「凄腕スパイだけれど、ミッションのために疑似家族を演じながら子育てに翻弄され、家族の温かみに触れているところが魅力的。戦争で凄惨な体験をした過去を持っていて、子供が泣かない世界を作る為に暗躍しているところがグッとくる」(るる)
「知的で頭が切れ仕事ができる上に容姿もかっこよく、クールに見えて実はとてもやさしい心の持ち主で素敵です」(ひのまる)
「何でもできてしまう完ぺきな人で一見冷たく感じる雰囲気なのですが、かりそめの家族であるヨルとアーニャに対してとても思いやりがある温かい人で、『スパイ』という職業と人柄のギャップが素敵です」(ふー)
4位:孫悟空「ドラゴンボール」
第4位は、世界中で圧倒的な人気を誇る国民的アニメ「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空。物語は、世界中に散らばった七つの球をすべて集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いも一つだけ叶えてくれるという秘宝『ドラゴンボール』を集める主人公・孫悟空の冒険を軸に、夢、バトル、友情などを描いた冒険活劇。孫悟空は、惑星ベジータ生まれで地球育ちのサイヤ人。優しく大らかな性格で、愛する地球や大切な人を守るために悪と戦っている。武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンとともに修行を積み、その後さまざまな強敵やライバルたちと死闘を繰り広げながら成長していく姿が多くの人の心を掴んだ。悟空の必殺技『かめはめ波』は、時代が変わっても全世界の子どもたちの間で大人気!
【選んだ理由】
「力があって面白くて、優しさも持ち合わせている孫悟空は総合的にかっこいいと思う理想的な男性です。進化し続ける姿もかっこいいです」(こつえ)
「常に前向きでどんな困難であろうとも諦めずに立ち向かい、最終的には幾多の困難を解決に導いていくことができる力をもっているところがかっこいい。子供のころから大好きなキャラです」(masarashika)
5位:坂田銀時「銀魂」
第5位は、原作は日本国内での累計発行部数が5500万部を突破した大人気アニメ「銀魂」の主人公、坂田銀時。物語は、突如宙から舞い降りた異人『天人』の台頭と廃刀令により、侍たちが刀と誇りを失っている江戸の町で、ただ一人、変わらない魂を堅持する侍・坂田銀時が、なんでも請け負う万事屋の店主として困っている依頼人に協力していく姿を描いたギャグコメディ。普段は死んだ魚のような気の抜けた目をしてだらけているが、実は“伝説の攘夷志士”と呼ばれた凄腕の侍である銀時。戦うときは目も鋭く光り、優れた瞬発力と強靭なパワー、常人を遥かに凌ぐ強い生命力を発揮して敵を倒していく。そのギャップや、誰かのピンチに駆けつける人情の厚さで人気を集める。
【選んだ理由】
「普段はダラダラとその日暮らししているニートだが、自分の信念をしっかり持っていて、大切なものを守るためにはいかなる手段を持っても守るところがカッコいい。見た目もイケメンで、とても強い。そしてギャグセンも高い。そのギャップがとても魅力的です」(ポチ太)
「戦うと強い。いざという時に輝く死んだ魚のような目。なんだかんだ言いつつ仲間を放っておけず、紡いだ絆を大切にするところがカッコイイ!」(おつ)
6位:モンキー・D・ルフィ「ONE PIECE」
第6位は、日本で圧倒的な人気を誇る漫画「ONE PIECE」の主人公、モンキー・D・ルフィ。物語は、海賊王に憧れる主人公の少年・ルフィが、仲間とともに『ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)』を目指して大冒険を繰り広げるアドベンチャー・バトル作品。ルフィは、偉大なる航路(グランドライン)を制覇し『海賊王』になることを夢見ている海賊『麦わらの一味』の船長。『ゴムゴムの実』の能力を身につけたゴム人間で、戦闘は、強力な攻撃技や全身をポンプのように使って身体能力を上げる『ギア』などの技で戦うスタイル。さらに選ばれた者しか身につけられない『覇王色の覇気』までも使いこなし、どんな困難にも曲げない信念をもって戦う姿がファンを魅了する。
【選んだ理由】
「普段はふざけていたり、わがままなようなキャラクターだが、いざという時には仲間思いで、分の信念を持っているところ、仲間からの信頼が厚いところがカッコいいです」(やっすー)
「面白くて明るく、仲間思いなところが男らしくて、仲間のためならどんな強敵にも立ち向かう根性を持っているところや、自分の夢を追いかける姿もかっこいい。海賊は男のロマンでもあるため、見ていてその生き様が羨ましくもある」(うたまる)
7位:リヴァイ「進撃の巨人」
第7位は、巨人が人間を捕食するというインパクト大の世界観が話題を呼んだアニメ「進撃の巨人」の登場人物、リヴァイ。物語は、圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちの戦いを描いたダーク・ファンタジー。突如現れた巨人の襲来を防ぐため、100年の間、人類が高い壁に囲まれた街で平穏に生活する世界で、巨人に母親を捕食された少年・エレンが、巨人を駆逐するため仲間とともに戦う姿を描く。リヴァイは、巨人の居住する壁外に踏み込み、人類の生存圏を広げる調査兵団の兵士長。『人類最強の兵士』と呼ばれるほど最強で、次元違いの身体能力と速度で巨人たちを一瞬でなぎ倒すバトルスタイルや、ドSな雰囲気を醸し出す反面、仲間思いの性格で人気が高い。リヴァイを主人公にしたスピンオフ作品も制作された。
【選んだ理由】
「自分の思いをしっかり表現できていて、それを周囲も認めて尊敬されている感じが好きです。どの場面においても強い意志をもって、自分を信じて貫く姿勢に憧れを持ちます」(缶つま)
「切れ長の三白眼、独特な髪形、圧倒的な強さ、そして仲間思いなところが良い。ルックス、内面ともに男でも惚れるかっこよさがある」(Taku)
「キザな事は言わないけど、数少ないセリフやその言い回しが本当にカッコイイです。戦闘はもちろん、厳しさの中に見える優しさや、自分の力を過信したりしないところも好きです」(Meguru)
8位:煉獄杏寿郎「鬼滅の刃」
第8位は、2020年の年間興行収入で世界第1位を記録した大ヒット映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の登場人物、煉獄杏寿郎。物語は、家族を鬼に殺された主人公の少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹を人間に戻すため『鬼殺隊』に入隊して壮絶な戦いを繰り広げるダーク・ファンタジー。『炎柱』の称号を持つ煉獄杏寿郎は、鬼殺隊を支える最上級隊士『柱』のひとり。正義感が強く豪快な性格で、誇り高き精神の持ち主。劇場アニメでは、炭治郎とともに行方不明者が続出している『無限列車』に乗り込み、列車に潜む鬼と対峙。揺るがない信念で自己を犠牲にしてまでも戦い続ける姿はあまりにもかっこよく、煉獄杏寿郎の生き様がファンから熱い支持を受けた。
【選んだ理由】
「元々アニメに興味がなかった私が初めて好きになったキャラクターです。精神力の強さ、ずばぬけた身体能力、努力する姿、利他の精神、心からのやさしさ、絶対に諦めない強さなど、全てがあまりのかっこよくて衝撃をうけました」(ena)
9位:キリト「ソードアート・オンライン」
第9位は、川原礫の人気小説をアニメ化した「ソードアート・オンライン」の主人公、キリト。物語は、VRMMORPG『ソードアート・オンライン』を舞台に繰り広げられるSFファンタジー。オンラインゲームの世界で死んだら現実の世界でも死んでしまうという恐るべきデスゲームに、プレイヤーの一人であるキリトが巻き込まれていくストーリーで、その真実をいち早く受け入れたキリトが、この世界から脱出する唯一の方法であるゲームクリアを目指して奮闘していく姿を描く。洞察力、観察力、論理的思考に長けるキリトは、童顔で内向的な性格ながら『黒の剣士』の異名を持つほど最強で、二刀流をかっこよくこなす戦闘スタイルや情に厚く思いやりのあるところがファンから人気を集めている。
【選んだ理由】
「線が細く、どこか女性的なところがあるのに対して、戦闘では滅茶苦茶に強いところが良いです。また、洞察力、観察力、推理力等が高いという面もあり、ドキッとさせられます。ゲーム内とはいえ、友人のために圧倒的な数の差がある中で大勢を食い止めようとしたシーン、その時に放った『悪いな…ここは通行止めだ』というセリフはとても印象的で記憶に残っています」(マリー)
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【調査概要】
・調査期間:2022年11月15日〜12月13日
・調査機関:自社調査
・調査対象:10~50代以上の男女(性別回答しないを含む)
・有効回答数:500名
・調査方法:公式Twitterアカウント、他インターネット
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