支援事例
2024.9.11 (更新日:2024.9.13)
近年、リスティング広告は機械学習の精度がアップデートされたことやサポート機能も充実していることで、リスティング広告を運用するハードルは下がっています。
士業事務所がリスティング広告を運用するべきメリットは、少額予算からの広告出稿が可能なことや広告が表示されるだけでは費用が発生せず、クリックされて初めて広告費が課金されるため非常に効率的なことです。
その一方で、キーワード選定や広告文の設定、競合調査など効果的な運用ができない場合は、投下した広告費が無駄になってしまうことも少なくありません。
今回、弊社がご支援させていただいている行政書士法人あいち行政&相続様のWeb広告担当である橋本様にWebの集客施策に関する課題を抱え、WonderSpaceへの依頼を通じて実現された成果や今後の展望について、橋本様にお話をお伺いしながらご紹介します。
行政書士法人あいち行政&相続:https://www.aichi-souzoku.com/
目次
WS:現在は様々な媒体のWeb広告を実施していきながら事業拡大されているかと思いますが、広告を始めた当初の不安や課題などありましたか?また、WonderSpaceに依頼いただく前に抱えていた不安などはありましたか?
橋本様:私が入社する前からWeb広告自体は出していたこともあり抵抗は少なかったです。
ただ、当時の運用者側の知見は明らかに不足しており、こちらが運用について要望を出しても改善はされず、今後の改善方針について質問をしても「現状のままで問題ない」という回答に終始していました。
広告運用の素人目に見ても滅茶苦茶な状態であることは感じていたので、ちゃんと知見を持った運用者にお願いしたいな思う一方、どこに依頼しようかなというのは凄く迷っていました。
WS:改めて、ご依頼いただきまして誠にありがとうございます。WonderSpaceは目先の問い合わせ数の数字だけではなく、その先の受任につながるようなお問い合わせ獲得に重きを置いて運用させていただいております。
WS:日本には数多くの広告代理店会社があるかと思いますが、WonderSpaceにご依頼いただいた経緯を教えていただけますでしょうか?
橋本様:知人に山本社長を紹介いただいたことがきっかけでした。
その方とは2019年当時学生だった時に偶然イベントで1on1でお話させていただいて以来だったのですが、ありがたいことに23年の4月にその方からFacebookでメッセージをもらいました。
そこから色々相談させていただく中で山本社長にコンタクトをとってもらえることになり、
実際に1時間ほどミーティングの時間を頂戴しました。そのミーティングでの提案内容に納得しましたし、信頼できると感じたためお願いすることにしました。
WS:そうだったのですね!橋本様との出会いのきっかけをいただけたことに感謝です。
WS:ご依頼から約1年ほど経ちましたが、ご感想をお伺いしてもよろしいでしょうか。
橋本様:結論、良かったと思っています。
具体的には実績、経営視点、都合が悪い報告もきちんとしてくれるという理由からそのように考えております。
まず、単純に数字の話をさせていただくと、実際に依頼してから月間の問い合わせ数は依頼する前の同じ月と比較して月平均7件ほど増加しています。大体30%程Web経由の見込み客が増えているという認識です。
2点目に極力無駄な予算を使わないような運用をしていただける点は発注者側からするとありがたいと感じています。
仮に月間の予算が100万円あるとしても効果的に使えそうでなければ、「80万円程度しか使えませんでした。」と報告をしてくれるので、自分たちの目先の利益ではなく、我々クライアント側の実際の売上や利益への貢献という目線で考えていただけているということが理解できますし、とても信頼しています。
最後に広告運用には競合や季節要因など色んな要因があるため良い数字ばかり出るわけではありませんが、悪いニュースも隠さず教えていただけるところに好感を抱いています。悪いニュースを伝えることは気が重いですし、クライアントによっては契約を切られる可能性もあると思うので極力言いたくないという気持ちにはなってしまうと思うのですが、ちゃんと伝えてもらえるので建設的に次の改善策を共に考えるという方向に進みやすいです。引き続き宜しくお願いします。
WS:ありがとうございます。そのようにおっしゃっていただき大変嬉しく思います。
1年間にわたるお取り組みを通じて、貴社のビジネスに貢献できたこと、そして月間の問い合わせ数が30%増加したという成果を実感いただけたことは、私たちにとっても大きな励みです。
また、広告運用の過程で発生する課題についても、正直にお伝えする姿勢をご理解していただき、感謝申し上げます。貴社との信頼関係を大切にし、今後も率直なコミュニケーションを通じて、共に最適な解決策を見つけていけるよう努めて参ります。
WS:現在の広告運用状況を教えていただいてもよろしいでしょうか?
橋本様:現在はGoogleリスティング広告とYahoo!リスティング広告です。
過去にディスプレイ広告やMicrosoft広告なども行なっておりました。
WS:ありがとうございます。あとは、後ほど詳しくお伺いしますが、
ツール導入のところでいうと「コールトラッキングツール」も活用しておりますね!
WS:ご依頼いただいた初月から見て、広告からの受任を獲得し、開始当初と比較し面談数の増加やROASの改善を行いました。
成果の背景には以下の施策が影響しています。
WS:まず初めに、キーワードの精査に取り組ませていただきました。
以前の広告運用では「相続放棄」などのビックキーワードで配信を行なっていたため、問い合わせにつながりやすいと思われるキーワードでの配信をしましたが、いかがでしたでしょうか。
橋本様:成果が出ているキーワードとそうでないものが一目で分かり、以前と比べて明らかに現状分析がしやすくなり、具体的な改善策も立てやすくなったと感じています。当時はキーワードも何の分析もされず、適当に放り込まれているような形で除外設定等もほとんどされていませんでした。
運用を依頼した後はかなり詳細に管理をしてもらっており、毎月細かく変わる市場に対して単価の調整からキーワードの追加、除外などマーケットの環境や状況に合わせて臨機応変に対応いただけているように思います。
WS:ありがとうございます。広告を運用する際に、キーワードや検索語句は随時確認し、クリック単価を調整しております。また、キーワードごとで競合の入札額や、競合の量も頻繁に変わるため、常に競合の確認も行っています。
WS:弊社からコールトラッキングツール(コールデータバンク)導入のご提案をさせていただきましたが、導入までにご不安はございませんでしたか?
橋本様:正直あまり不安はありませんでしたが、代表者に伝えられないと決済は下りないのでどう伝えるかという点は少し考えたと記憶しています。
WS:コールデータバンクを導入後の所感はいかがでしたか?
橋本様:CVしていても実際に電話に繋がっているかは全く別であることがよくわかりました。スマホを使っていると私も誤タップして広告を開いてしまうことがあるのですが、デフォルトだとそのような数値も反映されて広告が出されてしまう訳なので、お問い合わせ獲得につながった数字は正確に計測しておくべきだと思いましたね。
結果として無駄なクリックの減少にもつながるので余計な出費を削減して効果的に投資をしやすい形になるため取り入れるべきかなと個人的には思います。
WS:ありがとうございます。おっしゃる通り、お問い合わせ獲得につながった正確な数値を計測するのは広告をやる上で重要なことですよね。リスティング広告をやる全事務所様にコールトラッキングツール(コールデータバンク)を導入することをおすすめします。
WS:行政書士法人あいち行政&相続様は数多くのWeb広告を配信したご経験がございます。
WS:弊社がサポートする前にリスティング広告やディスプレイ広告を配信されており、それに加えて弊社から別の広告媒体の提案をさせていただきましたが、挑戦してみようと思った理由を教えていただけますでしょうか?
橋本様:もしかしたら効果的に運用できる可能性があるというところと、取り敢えずやってみないとデータも取れずわからないということと、広告予算を残していただけたのでご提案に乗りやすい状況だったのかなと思います。
WS:ありがとうございます。
弊社で実績がでている業界と近しいため、貴社のターゲット属性にも効果的な運用ができると考えました。私たちがご提案させていただく内容に対して、ポジティブなご意見や、懸念点など多くのご意見をくださるので、非常にありがたいです。
WS:様々な媒体での広告配信をご経験されてますが、今から広告を始めたいと思っている事務所や広告配信をしているがうまくいっていない事務所に何かアドバイスをいただいてもよろしいですか?
橋本様:心の底からの本音を言うと競合が増えるのは嬉しくないので、あまり関心は持たないでいただきたいです。笑
Webで成果を残すことは、非常に難しいことですが、事業としての参入障壁自体は低いという実情があります。つまり、きちんとした運用をしてくれる広告代理店さんは、意外と少ないと私自身は感じています。また、仮に代理店さん側が優秀であったとしてもクライアント側が全くWebについて理解していないと、コミュニケーションコストが増えてしまうため代理店さん側に実力があったとしても結果は出辛い形になってしまうことも多々あるように思います。
インハウス化できる余力がない場合はまず知見がある代理店さんに依頼することが重要になりますし、発注者側も代理店さん目線といいますか、どうすれば担当の方が仕事をしやすいと思っていただけるか、負担を減らせるかを考えることが重要なのかなと思います。
効果的な運用ができればかなりの成果が期待できますが、それには発注者側と代理店側の連携が必要なので基本的な概要の把握に加えて代理店さんがどんな仕事をしているのか考慮してみると良いかもしれません。
WS:貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
おっしゃる通り、Webでの成果を出すためには、発注者と代理店の密な連携が不可欠ですね。弊社のような代理店としてもお客様の負担を軽減し、スムーズなコミュニケーションを心掛けることが重要だと改めて感じました。
今後とも、より良いサービスを提供できるよう努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
WS:ありがとうございます。それでは最後に、今後の事業展望や挑戦したい施策についてお聞かせいただけますか。
橋本様:今後は引き続き今の事務所で行っているWeb集客の強化、特にSEOのテコ入れと新規事業の横展開に注力したいと考えています。
WS:Web集客の強化はもちろんのこと、長期的な施策としてSEO対策もぜひサポートさせていただきたいです!
今後とも全力でサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします!
ご協力いただいた行政書士法人あいち行政&相続 橋本様、誠にありがとうございました!